伊勢治書店 ダイナシティ店:鈴木店長
本と読者を最もよく知る者として、お客様との接点を大事にしたい
Q.仕事内容や、この仕事についた理由を教えてください
A.書店員の仕事は主に商品陳列や在庫管理などの管理業務と、会計や問い合わせ対応などの接客業務です。主な商品は雑誌と書籍。毎月200点以上の新刊が発行され、すべて入荷するわけではありませんが、雑誌を含め毎日の入荷数は大量で、紙ということもあり、かなりの力仕事です。本が好きでこの仕事に就きましたが、見かけよりかなり重労働なので余程の本好きでないと続かない仕事だと思います。共に働くスタッフも本好きが多く、本を中心に話題が共通するので職場の雰囲気はいいですね。
Q.職場の雰囲気・仕事の魅力を教えてください
A.書店員の仕事で一番の魅力は自分の本の知識を発揮できる時です。陳列の仕方や、お客様から問い合わせ対応など、特に陳列は「棚づくり」とも言い、担当が自分の知識で独自の「棚づくり」をすることができます。もちろん自己満足ではダメで、売れる棚にしなければなりません。本と本の関連性を考えて隣り合わせに陳列したり、自信のない時は先輩に相談して売れる棚を完成させています。
Q.元気が沸いてくるような心に残るエピソードを教えてください
A.お客さまからの問い合わせでは棚担当のレベルが試されます。自分の担当ジャンルへの問い合わせには即答できるのは当たり前で、同時に関連本など複数の提案ができることが求められす。ハードルは高いですが、時には喜びも味わえます。ご案内したお客さまが本を購入して、さらにお礼の言葉などを頂けた場合は最高に幸せな気分を味わえます。
必要なのは接客スキルと知識ですが、本が好きだからと言って本だけ読んでいればいいわけではありません。多様化するお客様のニーズにお応えするために情報収集を常にする必要があります。新聞なら各社に掲載されている書籍の広告のチェック、テレビは情報番組やバラエティ番組で紹介された本、テレビドラマの原作本の把握など、情報収集は多岐にわたります。地元のタウン誌など、地域のカルチャー情報も重要ですね。
Q.販売職を目指す人にメッセージを
A.毎年4月に発表される「本屋大賞」は、全国の書店員が実際に本を読んで選ぶ賞で、今や芥川賞、直木賞を凌ぐ売り上げが期待できる賞として存在を確立しています。この「本屋大賞」の謳い文句は「本と読者を最もよく知る全国書店員が選ぶ賞」。”本と読者を最もよく知る”者として、今後も読者であるお客様との接点を大事にしていきたいです。これから販売職を目指す方にも、自分が”お客様との接点”という販売流通チャネルの中でも重要な役割を担うことを意識してほしいと思います。
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