2024年11月28~29日に関東・甲信越支部の単館SC研究会40名で福井市内および大阪駅周辺のSC視察を行った。同研究会は、多くの単館SCが抱える共通の課題について研究・情報交換を目的に2012年にスタートした研究会である。
初日は福井市の「ラブリーパートナー エルパ」(以下、エルパ)集合後、同研究会座長の田中篤也氏((株)フォルマ)、関東・甲信越支部長の竹原潔氏(東神開発(株))、(協組)福井ショッピングモール理事長の竹内邦夫氏による挨拶の後、福井県産業労働部副部長の荒木一男氏より北陸新幹線開業効果や県によるSC支援などについて、(協組)福井ショッピングモール専務理事の佐々木国雄氏よりエルパの施設概要や取り組みなどについて説明いただいた。その後、エルパをはじめ、市内および福井駅周辺のSCを視察し、懇親会で初日を締めくくった。
2日目は大阪駅に移動し、会議室にてJR西日本SC開発(株)の合田敏彦氏より「ルクア大阪」について、JPビルマネジメント(株)の森隆弘氏より「KITTE大阪」について説明を受け、大阪駅周辺SCを視察した。その後、うめきた公園を一望できる会場に移動し、三菱地所(株)の神林祐一氏より「グラングリーン大阪」の開発などについて説明を受けた。
同研究会をはじめ、こうした会員同士のつながりを持つ場を提供することは当協会の大きな使命の1つだと考えており、今後も会員同士の交流を支援していきたい。