2024年11月19日・20日の2日間、「第23回SC秋晴れトップフォーラム」を開催し、会員企業のトップマネジメント層79名が参加した。今回は令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県の復興支援を目的として、県都金沢において「防災対策」をテーマに講演会や視察を行った。
初日の講演会では「ショッピングセンターに求められる防災対策とその対応」と題し、防災システム研究所所長の山村武彦氏による記念講演を行った。講演では、世界中の災害現場に足を運んで得られた教訓をもとに、すぐに生かせる対策などの話があった。第2部は「能登半島地震 発災から現在 そして未来へ」と題したパネルディスカッションを実施。金沢ターミナル開発㈱代表取締役社長の山越健司氏をコーディネーターに迎え、元日の発災直後から現場最前線で復旧作業に奮闘されたパネリスト3名とともに、震災当日の被害状況の説明や被災地の現在の状況、今後の課題について意見交換を行った。終了後には懇親パーティーも開催した。
2日目は視察コースとゴルフコースに分かれての開催となった。視察コースでは、創造的な建築物や運営などで注目を集める「石川県立図書館」、地域とともに復興を目指す道の駅「能登食祭市場」、被災後の9月下旬に大改装オープンしたばかりの「アル・プラザ津幡」を巡った。ゴルフコースは数々のメジャートーナメントも開催された名門クラブ「能登カントリークラブ」において秋晴れのもとプレイを楽しんだ。