支部主催研修会

参加のおすすめ

今年上半期、全国で17のSCが新たにオープンしました。その内、10SCが首都圏です。郊外に大規模なSCの建設が難しくなっている中で、全人口の約28％を占める首都圏では、都市やまちづくりと連動しながら、個性あるSCがオープンし、話題を集めています。

1日の乗降客数約300万人の渋谷駅を中心に、若者文化の街、都内屈指の繁華街・渋谷に今年4月26日にオープンした「渋谷ヒカリエ」も話題を集めているSCの一つです。ディベロッパーの東京急行電鉄(株)が予想した年間来館者数は1400万人でしたが、オープンから3カ月で670万人を突破しました。渋谷ヒカリエは、東急百貨店が運営する「ShinQs（シンクス）」、クリエイティブスペース「8/」、「ヒカリエホール」、「東急シアターオーブ」（7月18日オープン）、オフィスなどから構成されています。

“ヒカリエにも、ShinQs（シンクス）にも、新しい試みがたくさんあります。”

そして、今、渋谷の街は変わろうとしています。渋谷駅周辺の大改造計画、さらには、東急東横線と地下鉄副都心線の接続など若者の街から、大人も訪れる街に変貌しようとしています。

今回、当支部では「渋谷ヒカリエ」を開発した東京急行電鉄(株)、新しい視点、コンセプトで構成された「ShinQs（シンクス）」をてがけた(株)東急百貨店、そして、渋谷地区を題材にまちづくりを研究している青山学院大学大学院の宮副教授をお迎えして、研修会と視察会を実施します。また、研修会、視察会終了後には渋谷ヒカリエ内飲食店で、懇親会を開催します。

これからのSCづくりや店舗づくりのヒントを探求していただき、支部会員同士の交流を図っていただく場として企画しましたので、多くの方々の参加をお待ちしています。

（一社）日本ショッピングセンター協会

関東・甲信越支部　支部長　　野崎　哲夫

（(株)鉄道会館　代表取締役社長）

全体スケジュール

（敬称略）

10月16日（火）

開会挨拶　13:25～13:30

(一社)日本ショッピングセンター協会
関東・甲信越支部長　　野崎　哲夫（(株)鉄道会館　代表取締役社長）

講演1　13:30～14:15

『文化を発信する『渋谷ヒカリエ』のコンセプト、ターゲット、全体概要など』

講師：東京急行電鉄(株)都市開発事業本部渋谷開発事業部
渋谷ヒカリエ運営部課長　　下山　洋一

講演2　14:15～15:00

『“zakka視点”の百貨店『ShinQs（シンクス）』の売場・ショップづくり』

講師：(株)東急百貨店　渋谷ヒカリエShinQs（シンクス）
宣伝関連担当（営業推進）　　山田　拓弥

休憩（15:00～15:15）

講演3　15:15～16:15

『今、渋谷はどう変わる』

講師：青山学院大学大学院　国際マネジメント研究科　教授　　宮副　謙司

「渋谷ヒカリエ」視察（16:15～17:15）

懇親会（17:15～18:30）