販売統計
SC販売統計調査報告 2009年08月
8月既存SC前年比 : -8.3%
SC総売上高 (推計) 2 兆1,590億円(前年比 -5.6% 全SCベース)
売上高の概況
- 売上高
- 8月の既存SCの前年同月比売上高は、-8.3%と12ヶ月連続でマイナスとなった。
引続き、雇用環境の悪化、所得減少などにより個人消費が冷え込む中、新型インフルエンザの流行や冷夏による季節商品の売上不振も重なり、依然として消費動向は低水準であった。
また、プライベートブランドを中心として商品の低価格化が広がっていることなどから、客単価の減少を不調要因として指摘するSCが多い。 - 立地別・構成別
- 中心地域が-9.0%であり、依然として全地域の中で最もマイナス幅が大きい状況が続いている。
- 立地別・地域別
- 中部、北陸地方がそれぞれ-10.2%、-10.0%とマイナス幅が大きかった。特に北陸地方の中心地域が-15.0%と不振であり、理由として上記「売上高」の項に記載した理由の他にSC内での空区画の増加が顕著であったことが挙げられる。
- 都市規模別・地域別
- 政令指定都市別で見ると、千葉市が-13.5%、名古屋市が-11.1%とマイナス幅が大きかった。両都市とも衣料テナント中心のSCが不振であり、千葉市は前月より6.2ポイント下落している。
*本調査は、2008年12月末現在の全SC2,877SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 538 SC 回収率53.8 %
*2009年5月21日の定期総会において、SC全数調査の結果を報告し、SC取扱い基準を見直した上で2008年末のSC総数を2,980と発表したが、8月のSC総売上高(推計)は、旧基準に基づき、2009年7月末現在の全SC2,903SCをベースに算出した。
SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率
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- 都市規模別・地域別 売上高伸長率
- キーテナント業態別 売上高伸長率
- 立地別・地域別 総売上高
- 立地別SC・キーテナント・テナント効率
- 既存SC移動平均(年間)
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