販売統計
SC販売統計調査報告 2007年12月
12月既存SC前年比 :-0.8%
SC総売上高 (推計) 2兆8,239億円 (前年比 1.8 % 全SCベース)
売上高の概況
- 売上高
- 12月の既存SCの前年同月比売上高は-0.8%と3ヶ月ぶりにマイナスとなった。例年に比べ気温が高めに推移したことに加え、競合店の開店、テナントの退店等を不振要因とするSCが多かった。12月は昨年も暖冬の影響から-1.0%と売上を落としており、2年連続の厳しい月となった。
業種別では不調業種は婦人衣料とするSCが圧倒的に多かった。
キーテナントも同様、婦人衣料を不調要因とするSCが多く、次いで生鮮食品の順であった。 - 立地別
- 大都市の中心地域が0.5%で3ヶ月連続プラス、周辺地域が0.2%で5ヶ月連続プラスを記録した。その他の地域はすべてマイナスとなった。
- 地域別
- 中国地方が0.4%と5ヶ月連続でプラスを記録した。その他の地域はすべてマイナスだが、東北地方と北陸地方の2地域が前月より改善をみせている。それぞれ0.3ポイント、0.9ポイント改善した。
- 都市規模別・地域別
- 千葉市が-5.1%で前月より9.9ポイントダウン、名古屋市が-0.9%で8.7ポイントダウンした。一方、広島市は4.0%で7ヶ月連続プラスを記録した。
- SC構成別
- キーテナントが婦人衣料の不振もあり、-1.0%と3ヶ月ぶりにマイナスとなった。
*本調査は、2006年12月末現在の全SC2,759SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 591 SC 回収率59.1 %
*12月のSC総売上高(推計)は、2007年11月末現在の全SC2,845SC(前年比 +71SC)をベースに算出した。
SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率
の各表はこちら