販売統計

SC販売統計調査報告 2006年05月

5月 SC総売上高 (推計) 2兆1,485億円 (前年比 3.6%  全SCベース)
既存SC前年比 :   1.3%

売上高の概況

2006年5月のSC総売上高(推計)は2兆1,485億円で、前年同月比3.6%となった。SC数が前年より52増加しているのが大きく寄与している。

既存SCの売上高は1.3%と4ヶ月連続してプラスとなった。ちなみに前年同月の伸び率は-0.4%であった。好調の要因としてはリニューアル効果やイベント効果を挙げるSCが多く、ほぼ同じ割合での指摘であった。一方、不調要因としては天候不順を理由とするSCが最も多く、続いてテナント退店の影響が大きいとするSCが多かった。

SC構成別では、テナントは1.9%と14ヵ月連続で前年をクリアし、1年以上にわたって安定した成績を示している。業種別では、婦人衣料の貢献度が高いとするSCが最も多い反面、マイナス要因に挙げるSCも多かった。

3月に3ヵ月振りにプラスを記録し、4月にマイナスと一進一退のキーテナントの売上は0.4%と再びプラスに転じた。生鮮食品、婦人衣料、家庭用品の貢献度が大きいようだ。

立地別では、前月に続いて小都市が-1.7%と低迷しているが、前月からは0.8ポイントの改善を見せている。地域別では、北海道が-0.9%とわずかにマイナスとなったが、四国、九州はプラスに転じている。都市規模別・地域別では、13大都市が伸び率を低下させて1.4%となり、その他地域が前月の0.6%から1.3%に伸ばし、両地域の伸び率が均衡する結果となった。

今月の集計対象は603SCだが、プラス成長となったSCは304(50.4%)と若干だが過半数を超えた。


*本調査は、2005年12月末現在の全SC2,704SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 603 SC 回収率60.3 %
*5月のSC総売上高(推計)は、2006年4月末現在の全SC2,722SC(前年比 +52SC)をベースに算出した。

SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率

の各表はこちら


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