一般社団法人日本ショッピングセンター協会(会長:清野 智)は2022年5月25日(水)、東京都千代田区のホテルニューオータニにて第50回定期総会を開催し、2021年度事業報告、2022年度事業計画および協会創立50周年記念事業企画について審議いたしました。
2022年度の協会基本方針や2023年に協会創立50周年を迎えるにあたり、協会創立50周年記念事業企画について、以下のとおりご報告いたします。
記
1.2022年度協会基本方針
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに生活様式が変化したことに加え、オープンSCの減少傾向やテナントの出店戦略の変化なども起きており、ECが伸長するなかでSCは大きな変革期に差し掛かっているといえる。山積する課題に向き合い、足元だけでなくコロナ収束後をにらみ、スピード感をもって1つひとつ対応していくことが、SCには求められている。
こうした観点から2022年度は、会員にとって価値ある情報を内外に向けてタイムリーに発信し、提案する。とりわけ新型コロナの感染拡大は今後もSCにとってリスク要因となる。SCの事業継続のために業界団体として調査データ等を駆使し、会員ニーズに応える責務を果たしていく。
主な取り組みは以下、5項目である。
- 持続可能な社会への貢献
- 人材確保・働き方改革の推進
- 次世代を担うSC人材の育成
- 危機管理への対応
- 支部における研鑽・交流の拡大
2.協会創立50周年記念事業
会員企業をはじめ、業界関係の皆様の長きにわたるお力添えにより、おかげさまで当協会は2023年に協会創立50周年を迎える。
(1) 協会創立50周年記念事業の企画における基本的な考え方
『これまでの50年を振り返り、新たな50年を創造する』
「現在」からではなく、「過去」まで遡って未来を見つめ、協会事業の根幹である「人材育成」「情報発信」「研鑽・交流」 を柱に、委員会・SC経営士会・支部が、新たな50年の歴史をつくるような取り組みを行う。
(2)50周年記念事業企画の基本方針
- SCの地域社会における貢献度のさらなるアップを図る
- 新たな50年を創造する「人財」を育成し続ける
- イノベーションにつながる研鑽・交流の実施
(SC=ショッピングセンター)
プレスリリース
以上