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2019/01/22 更新 SC販売統計調査報告2018年12月

既存SC前年同月比  : +1.4%
キーテナントは苦戦続くもテナントが全国的に好調で3ヶ月ぶりプラス

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全体概況

  • 12月度の既存SC売上高は前年同月比+1.4%と3ヶ月ぶりに前年を上回った。土日祝日数が前年同月と比較して1日多く、曜日回りによりクリスマス・イブが3連休となったこと、さらにシネコンのあるSCでは映画のヒットに恵まれたことも来館者増につながった。また、中旬以降、気温が低下したことにより冬物重衣料の動きが活発化したことも売上増に結びついた。テナントは全ての立地において前年を1%以上上回り、6月以来の2%超えとなった。一方、キーテナントは大都市は同+2.9%となったものの、中都市の不振(同▲4.5%)が大きく響き、総合では同▲1.1%と、3ヶ月連続でマイナスとなった。
  • 立地別・構成別をみると、中心地域の大都市はテナントが前年同月比+1.9%、キーテナントが同+2.9%とともに好調だったが、その他の地域は堅調なテナントに対してキーテナントは前年を下回り、明暗が分かれた。キーテナントは大手GMSやSMで前年の野菜高騰の反動減などが影響したと見られる。
  • 立地別・地域別では、全9地域のうち、中国(同▲1.3%)と四国(同▲0.8%)が前年比マイナスとなったが、その他7地域は前年を上回り、全体としては堅調な売上となった。
  • 都市規模別・地域別では、政令指定都市の川崎市(同▲1.1%)、京都市(同▲0.9%)、広島市(同▲8.2%)、福岡市(同▲2.7%)を除く9都市で前年比プラスとなり、全体としては堅調に推移した。
  • 業種毎の販売動向をみると、引き続き飲食とサービスが好調と回答したSCが多かった。一方、月中旬から気温が下がり始めたものの、それまで気温が高めに推移したことにより、婦人衣料が不振と回答したSCも多かった。

 

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