農水省より「ふき・ふきのとうはあく抜きして食べましょう」のチラシ改訂について周知依頼がありましたのでご案内致します。
<周知依頼事項>
農林水産省では、植物に含まれるピロリジジンアルカロイド類という天然毒素について、様々な農産物に含まれる濃度の調査や
低減するための研究を実施しているほか、ウェブサイト上にて情報発信を行っております。
【御参考】食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報(農林水産省ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/pyrrolizidine_alkaloids.html
今回、調査の結果、この天然毒素がふきやふきのとうにも比較的多く含まれていることが分かりました。
ただし、水に溶けやすいことから、加工・調理する前にあく抜きを行うことで、安全に食べることが可能です。
農林水産省では、以前からふきやふきのとうをあく抜きをしてから食べることを呼び掛けてきましたが、最近実施した研究により、
あく抜きの要素として、ゆでこぼした後に水にさらすことが天然毒素を減らすのに必須だということが分かりましたので、
ウェブサイトの資料を更新しました。
【チラシ】ふき・ふきのとうはあく抜きして食べましょう
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/attach/pdf/pa_fuki_flier.pdf
本チラシの掲載ページ:食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/pyrrolizidine_alkaloids.html
つきましては、ふきやふきのとうを安全に食べていただくために、消費者の皆さんにあく抜きをしていただくとともに、
加工品を製造される食品事業者の皆様にも、ゆでこぼしと水さらしを確実に実施していただきたいと考えております。
そのため、貴会におかれましては、傘下会員様に対して本チラシを周知いただくとともに、
ふきやふきのとうを加工される前には、ゆでこぼしと水さらしを行うよう、呼びかけていただきますようお願いいたします。
本チラシや、ふきやふきのとう中の天然毒素についてご質問等ございましたら、下記の問合せ先までご連絡下さい。
また、ご要望があれば、担当者が訪問やウェブ会議により詳しくご説明いたします。
【ふきやふきのとう中の天然毒素に関する問い合わせ先】
農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課
担当者:三浦、小嶋、酒井、村上
メールアドレス:nouan_seisananzenG@maff.go.jp
電話番号:03-3592-0306