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2017/11/22 更新 SC販売統計調査報告2017年10月

既存SC前年同月比  : ▲0.4%
天候や土曜日減の影響もあり8ヶ月ぶりマイナス

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全体概況

  • 10月度の既存SCの売上高は、台風の影響や土曜日が前年比で1日減少した影響などもあり、総合で前年同月比▲0.4%となり8ヶ月ぶりに前年を下回った。テナントは同▲0.3%(8ヶ月ぶりマイナス)。キーテナントは▲0.9%となり10ヶ月ぶりに前年を上回った前月から一転してマイナスとなった。
  • 立地別・構成別の総合では、中心地域が同▲0.8%、周辺地域が同▲0.2%となった。大都市中心地域のキーテナントは同+7.2%と好調を維持した。また、3月から前年比プラスが続く周辺地域のテナントは同+0.1%で僅かに前年を上回った。
  • 立地別・地域別では、全9地域のうち、前年を上回ったのが北海道と九州・沖縄の2地域にとどまり、週末に2回の台風が接近・上陸した影響が全国的にみられた。
  • 都市規模別では、政令指定都市の総合が同▲0.6%、その他の地域も同▲0.2%となり両者ともに前年を下回った。大型連休により中国・韓国からのインバウンド客が増加した福岡市は総合で同+8.0%と好調であった。
  • 業種毎の販売動向をみると、テナントでは飲食が好調、婦人衣料が不振との回答が多くみられた。キーテナントでは加工食品が好調、生鮮食品は好不調が分かれた。

トピックス

月後半に2個の台風が週末に接近・上陸したり、土曜日が前年比で1日少なくなった影響もあり全国的に売上が伸び悩み、2月以来8ヶ月ぶりに前年を下回る結果となった。一方で、中国や韓国などで例年より連休が長く訪日客が大幅に増えたことが、インバウンド客の集まる大都市の売上に寄与した。

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