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2018/11/22 更新 SC販売統計調査報告2018年10月

既存SC前年同月比  : ▲1.0%
休日日数減、高温による秋冬物不振などにより3ヶ月ぶりマイナス

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全体概況

  • 10月度の既存SC売上高は全国的に苦戦し、総合で前年同月比▲1.0%となり、3ヶ月ぶりに前年を下回った。テナントは同▲0.8%、キーテナントは同▲2.0%であった。休日日数が前年同月と比較して1日少なかったことに加え、台風24号と25号の相次ぐ接近により、全国的に大雨、暴風による来客減もみられた。さらに、気温が全国的に例年より高めに推移したため秋冬物衣料の動きが鈍かったことや、一部のSCではシネコンが映画の低調により集客減となったことも影響した。ハロウィンなどのイベント効果により好調なSCもあったが、全体としては前年同月を下回る結果となった。
  • 立地別・構成別をみると、中心地域の大都市はテナントが前年同月比+0.8%、キーテナントが同+0.6%とともに前年を上回ったが、周辺地域はテナントが同▲1.5%、キーテナントが同▲2.3%とともに前年を下回った。
  • 立地別・地域別では、近畿以外の8地域でマイナスとなり、2回の台風の影響が全国的に見られた。近畿はリニューアル効果の続くSCがけん引したこともあり、唯一プラスとなった。
  • 都市規模別・地域別では、政令指定都市はテナントは前年同月比+0.1%、キーテナントは同▲0.9%で、その他の地域はテナント同▲1.5%、キーテナント同▲2.5%とともに前年を下回った。政令指定都市は13都市のうち6都市がプラスとなったが、その他の地域は全ての地域でマイナスとなった。
  • 業種毎の販売動向をみると、引き続き飲食とサービスが好調と回答したSCが多かった。一方、気温が高めだったことで秋冬物重衣料が動かず、婦人衣料が不振と回答したSCが9月に引き続き多かった。

 

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