プレスリリース

2024/10/25 更新 SC販売統計調査報告 2024年9月

既存SC前年同月比売上高伸長率 :+7.3%
休日日数の増加、館内外でのイベント開催により来館が増えたことで前年超え

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全体概況

  • 9月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+7.3%となった。
  • 前年に比べて休日日数が1日多く3連休が2回あったことや、館内外でのイベント開催、ポイントアップなどの販促施策による来館が売上げにつながり、前年を上回った。
  • 立地別にみると、中心地域は総合で+7.5%、周辺地域は総合で+7.2%となった。インバウンド客に加え、3連休で国内旅行客の来館が増えたことで、立地を問わず売上げにつながったSCが多かった。
  • 業種別にみると、「ファッション」は全国的に残暑が続いたことで月前半は夏物商材が稼働、月後半に気温が低下してから秋物商材が稼働し始めた。「雑貨」は暑さ対策商品のほか、鞄などの旅行用品も好調だった。「飲食」は国内外旅行客や館周辺でのイベント参加客の来館が売上げにつながった。「サービス」は旅行関係、リラクゼーション、エステなどの美容関係が好調だった。

[立地別]

  • 中心地域・大都市は総合で前年同月比伸長率+8.8%となった。駅ビルや地下街、繁華街のSCなど、インバウンド客の来館が多かったSCが好調だった。
  • 中心地域・中都市は総合で前年同月比伸長率+4.8%となった。国内外旅行客などの来館が多かった駅ビルなどのSCは好調だった。残暑が厳しく、秋物衣料の動きが鈍かったSCは苦戦した。
  • 周辺地域は総合で前年同月比伸長率+7.2%となった。レジャー需要にも対応する広域商圏の大型SCや観光地周辺のSCがとくに好調だった。

[地域別]

  • 東北は総合で前年同月比伸長率+7.6%となった。行楽シーズンで3連休が月に2回あったことで国内外旅行客の来館が多く、飲食や土産などの食物販が好調だった。
  • 関東は総合で前年同月比伸長率+7.4%、中部は同+7.3%、近畿は同+6.4%となった。中心地域の駅ビルや地下街ではインバウンド客の来館が売上げにつながった。月前半は厳しい残暑により夏物需要が高く、月後半から気温が下がったことで秋物商材が稼働し始めたSCが多かった。
  • 中国は総合で前年同月比伸長率+9.3%となった。周辺地域における広域商圏の大型SCがとくに好調だった。館周辺でのイベント参加客の来館が売上げにつながったSCもみられた。
  • 九州・沖縄は総合で前年同月比伸長率+11.4%となり、他地域と比較してもっとも伸長率が高かった。広域商圏の大型SCや観光地周辺のSCがとくに好調だった。インバウンド客の来館により飲食が売上げを牽引したほか、館内イベントやポイントアップなどの販促施策の実施により地元客の来館も多かった。

[業種別]

  • 「ファッション」は、全国的に残暑が厳しく、月前半は夏物セール品や晩夏商材が稼働した。月後半から気温が低下したことでニット類やカーディガンなどの秋物商材が稼働し始めた
  • 「雑貨」は、残暑により引き続き暑さ対策商品が稼働した。行楽シーズンに入ったことで鞄などの旅行用品も好調だった。
  • 「飲食」は、国内外旅行客や館周辺でのイベント参加客の来館が売上げにつながったSCが多かった。
  • 「サービス」は、エステなどの美容関係やリラクゼーション、旅行関係が好調だった。

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