記念講演
ポストコロナ ―共感できる幸せな消費社会を築くために
京都大学 名誉教授
山極 壽一
1952年東京都生まれ。京都大学名誉教授。理学博士。人類学・霊長類学者。
京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程研究指導認定、退学。
ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、(財)日本モンキーセンター研究員、
京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科教授等を経て、京都大学総長、
日本学術会議会長、国立大学協会会長、総合科学技術・イノベーション会議議員等を歴任。
屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。
類人猿の行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。
著書に『スマホを捨てたい子どもたち』 (ポプラ新書)、
『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ 』(朝日文庫)等、多数。